外部被曝と内部被曝の違い

政府、東電、そしてマスコミのおかかえ解説員などは、
全て安全を語る上で外部被曝を基準にしています。

内部被曝の危険性はまるで語られていませんから、
内部被曝と外部被曝の違いについて
できるだけわかりやすくまとめてみます。


・外部被曝は、X線やガンマー線のように透過力の強い放射線によって、
体外にある線源からの照射を典型と考えている。
アルファ線やベータ線は、特別に皮膚に接しているような事情がなければ、
外部被曝としては通常は無視できる。
(透過力が強いということは、生体組織との相互作用が弱いということである。
同じエネルギーなら、生体組織へのダメージが大きいほど、透過力は弱い。すぐ止まるから。)

・外部被曝は、生体に“一様”に“平均的”に照射されるような場合に適用される概念である。
「全身照射」という語もそういう状況を含意している。
線源が体外にあれば“外部被曝”と言って差し支えないだろうが、
実際には、ある平均化された一様な放射線束に照射されるという
状況にたいして使われている。ICRPなどがそうである。

・内部被曝は、単に、体内に線源が入ったというだけではない。
アルファ線やベータ線が、生体内のきわめて狭い範囲の細胞に
集中的にヒットし続けるという点で、生体へのダメージのあり方が
外部被曝とはまったく異なる。
場所的に集中しているだけでなく、時間的にも継続してヒットされる。
「細胞周期」の数時間〜十数時間がとくに“敏感”にダメージが生じるとされる。

・内部被曝はスポット的に効くので、それがガン化を誘発する可能性が高い。
しかも、ある程度強い放射能の粒子であればその細胞を殺してしまうのだが
(ガン化さえなされない)、非常に弱い放射能を持つ場合に細胞の遺伝子を
損傷するが細胞を殺さないというガン化に都合のいい状態が出現する。
その細胞が増殖する機会があれば、ガンが発現するのである。


以上が、外部被曝と内部被曝の違いです。

私自身、医療関係者ではないので
”定義上の違い”から記載致しました。